下北沢せきにし歯科医院の公式ウェブサイトへようこそ。
おかげさまで、2013年6月4日に当院が開院して7年になりました。
歯が欠けたので治したい 全体的なチェックもしたい
(47歳女性)
右下一番奥、第二大臼歯の歯間部に欠損があり、不適合な詰め物が多数見うけられました。
歯周ポケットは3㎜以下で炎症は少なく、歯周炎は見うけられませんでした。
しかし、プラーク(細菌)は全体の71%に付着していました。
不適合な詰め物を除去してむし歯治療をするにあたり、むし歯は細菌感染が原因なので、ご自身によるセルフケアをしっかり習得していただくことが最優先。
唾液検査から、むし歯リスクが高いことが判明。
精度の高い治療のためには、プラーク(細菌)のないクリーンな状態で処置をする必要がある。セルフケアトレーニングでプラーク(細菌)は全体の11%まで改善しました。
むし歯の範囲に合わせて治療法を決定。
金属をはずし、むし歯を除去。ほとんど歯質がなく広範囲なため、オールセラミッククラウンへ。
中範囲では型どりが必要になり、セラミックインレー(部分的詰め物)にしました。
比較的狭い範囲の場合は、直接口の中で詰めることが可能。ダイレクトボンディングで修復。
治療終了後、最終的な評価をしました。
歯周ポケットおよび炎症はさらに改善。
プラーク(細菌)は全体の23%とやや復活傾向。歯間部に付着が多く、今後入念なケアが必要。
リスク検査の結果も改善した(青の面積が増加)。特に唾液の量が増加。
全ての治療を終え、適合の良い補綴装置かつ、メタルフリーになりました。
※保険外診療。治療期間、費用、施術の流れ、仕上がりに関しては個人差があります。
副作用(リスク):一時的に歯がしみたり、かみ合わせの違和感を感じることがあります。ごくまれに接着剤・コンポジットレジンにアレルギーを持つ方がいます。天然歯同様むし歯のリスクはなくなりません。